なんでも口に入れがちで、肌も弱い赤ちゃん。免疫力もまだ高くありません。
赤ちゃんがいるおうちでは、「できる限り安全・安心なものを使いたい! おうちの中もきれいにしておきたい!」というのが、ママの想いなのではないでしょうか?
そこで今回は、「重曹」を使ったケア方法をご紹介します。重曹は自然素材なので肌にやさしく、万が一口に入っても安全です。ぜひ試してみてくださいね!
■赤ちゃん関連のケアには重曹が活躍!
(1)おむつかぶれのケア
重曹の「消臭・吸湿効果」を使います。水1Lに重曹小さじ2を溶かし、人肌くらいに温めます。それをやわらかい布に含ませて、おむつ交換をするときに、やさしくおしりを拭いてあげましょう。肌の汚れをミクロのレベルできれいにし、重曹の消臭効果でにおいを取ることもできます。
(2)使用済みの紙おむつの消臭
「使用済みおむつ」のにおいに悩まされているご家族も多いのでは? この場合も、重曹の「消臭効果」を使い、紙おむつの排泄物の上に重曹をたっぷりとふりかけておくと、においがしにくくなります。また、ゴミ箱に重曹を1カップほどまいておくと、消臭効果がアップします。
(3)哺乳瓶の洗浄
重曹には発泡・膨張作用があります。重曹が水やお湯に触れることで発泡し、細かい汚れまで浮かせて落としてくれるのです。これは、哺乳瓶のお手入れにも効果的です。
水500mlに重曹大さじ2を入れて沸騰させ、哺乳瓶に入れてよく振ります。そのまま2時間以上おき、洗い流してしっかりと乾燥させます。時間があるときは、鍋に水1L、重曹大さじ4を入れて沸騰させ、哺乳瓶や乳首を浸して約3分間煮沸します。お湯に浸けたままひと晩おき、翌日水洗いをしてよく乾かします。プラスチック製の哺乳瓶などは、煮沸できないので注意しましょう。
(4)吐いてしまったときの掃除
赤ちゃんは消化器官が発達していないので、飲んだミルクなども吐き出しがち。そのたびにお片づけに困りますね。このときも、重曹の「消臭・吸湿効果」を使いましょう。
吐いたものを片づけ、水500mlに対して重曹大さじ2の割合で溶かした重曹水を吐いたところにかけます。重曹が吐物に混ざっている胃液を中和させ、消臭効果も発揮します。あとは、かたくしぼった布などで拭きましょう。
以上、低価格な重曹を上手に活用して、家事の負担を減らしましょう♪