2015.11.24
■そもそもビール酵母とはなんでしょう？
ビール酵母は、ビール製造時に用いる発酵菌です。ビール大麦の麦芽汁に発酵菌を加えて発酵させると、発酵菌は麦汁中の麦芽糖やミネラル、アミノ酸などの栄養を取りこんで増殖していきます。
発酵が終わってビールができた時には、発酵菌はたっぷりと栄養分を含んだ状態になるのです。これを乾燥させたものがビール酵母です。もちろんアルコール成分は取り除いていますから、酔っぱらいませんよ。
■ビール酵母に含まれているものは？
このたっぷりと含まれた栄養成分にはどんなものが入っているのでしょうか。
アミノ酸：ビール酵母全体の50％を占め、人間の体を作るのに必要です。
食物繊維：ビール酵母全体の30％を占め、お腹の調子を整えてくれます。
ビタミン類：特にビタミンB群を多く、疲労回復にも役立つとされています。
ミネラル類：カリウムの含有量が多いです。
核酸：新陳代謝の活発にします。
グルタチオン、グルカン：抗酸化作用で美容に良いとされています。
このような点から、忙しい年末や忘年会・新年会など外食が多くなるこれからの季節には、ビール酵母の栄養素がぴったりではないでしょうか！ 粉末状のビール酵母なら、料理に加えて栄養価を高めるという使い方もできます。
ただし、サプリメントは即効性はありませんから、日々飲み続けるという事が大事です。毎日飲み続けようとするとお値段も少し心配になりますよね。
しかし、ビール酵母はビールを作るときに出る副産物ですので、製造コストが安く、市販されているサプリメントの中でもお手頃な値段で購入できるメリットがあります。
忙しい年末に向けて、健康のためにサプリメントを飲み始めようという方は、経済的負担の少ないビール酵母から始めてみてはいかがでしょうか。
