毎日の掃除、一生懸命きれいにして家の中を清潔にすることは、とても気持ちの良いものです。部屋の中がきれいだと、いろいろなことにやる気が起こるのも事実です。
しかし良かれと思いながらしているいつもの掃除法、もしかしたら間違えているかもしれません!
今回はトイレ編と花粉編の二つに的を絞り、間違えているかもしれない掃除法をご紹介したいと思います。
間違った掃除法 ~トイレ編~
少し前に世間をにぎわせた『トイレ素手掃除』。トイレ掃除をする際にビニール手袋を使わずに素手で隅から隅まで掃除をするといった方法です。
しかーし、その『素手』というところがかなり危険なのです! 見た目はきれいに見えるトイレですが、目には見えない病原菌の温床なのです。食中毒を引き起こす菌や、またごくごく微量の血液から感染する菌もあり、ささくれなどのちょっとした傷口でも病原菌にとっては大きな侵入口なのです。
今まで素手でトイレ掃除をしていて大丈夫だからと思う方もいるかもしれませんが、ぜひこれを機に手袋をはめて掃除をすることをお勧めします!
間違った掃除法 ~花粉編~
もうそろそろ花粉症の方にとっては来てほしくない季節の到来です! 最近では小さな子供でも花粉症の子が多く、母親としてはできる限り家の中の花粉を除去したいですよね。
そんな花粉の除去の仕方を間違えている方いませんか?
いきなり掃除機を使用するなんてもってのほかです。これでは床に落ちている花粉を空気中に舞い上がらせてしまい、いったん落ち着いていた花粉を再度ばらまいてしまいます。
いちばん良い方法は、掃除機をかける前に濡れ雑巾で床全体を端から端まで丁寧に拭き上げることです。最近ではウェットタイプのシートがあるのでそれを使うと楽にできます。床に落ちている花粉を丁寧に取り除いてから掃除機をかけてください。
またこの時期、布団を外に干したいけれど花粉が……という方は、布団を家の中で椅子などにかけて空気をあてるだけでも快適になるので、ぜひ試してください。
以上、二つの間違った掃除法をご紹介しましたがいかがでしたか?
ちなみにトイレを流すときはぜひ蓋をしめてから流しましょう! 開けたまま流すと便器の周辺には不潔な「トイレの霧」が作られ、様々な菌をばらまいてしまうそうですよ!