毎日の生活の中で出てくるゴミ、みなさんは一般家庭でどれくらいのゴミが出るか知っていますか?
一般家庭では1人当たり1kgのゴミが出ており、その中で断トツの1位が「生ゴミ」で4割を占めています。家族が多いご家庭や、ゴミの日になかなかゴミが出せないご家庭では量が多くなり、ゴミの置き場に困るなど頭を悩ませることもあるのではないでしょうか。
最近では、ゴミの量を減らせるという事で家庭用の生ゴミ処理機が人気を集めています。
乾燥式生ゴミ処理機では1/7、バイオ式生ゴミ処理機では1/10に、生ゴミの量を減らすことができます。においも少なく、家庭によってはゴミ捨てが月に1回で済む場合もあり、ゴミ捨てで苦労されているご家庭は大助かりです。
家庭用の生ゴミ処理機、市町村によっては助成金が出ることも
また、ゴミの量を減らすことは行政にとってもありがたいので、生ゴミ処理機の購入に助成金を出している市町村もあります。市町村によって要件、金額は様々ですので、いくつか例を挙げてみます。
助成要件(例)
・世帯全員が町民税の滞納がない家庭
・一世帯に付き一台まで
助成金額(例)
・電気式生ゴミ処理機 購入額の50%(限度額2万円)
・コンポスト容器 1基につき購入額の50%(限度額4000円)
生ゴミ処理機の種類と特徴を比較してみよう!
生ゴミ処理機には乾燥式とバイオ式の2種類がありますので、それぞれを比較してみましょう。
【乾燥式生ゴミ処理機】
高温の温風で生ゴミを乾燥処理する方式
*メリット
・処理時間は約2時間以内と短い
・においがでないため室内に設置できる
*デメリット
・電気代がかかる(20円~30円/回)
・高温の熱風処理のため、畑の堆肥としては再利用に向かない。
【バイオ式生ゴミ処理機】
電気を使用せず、微生物に生ゴミを分解させる方式
*メリット
・堆肥が作れる(一次発酵が終わった状態の堆肥)
・乾燥式よりランニングコストが安い
*デメリット
・においが出る
・処理時間が約24時間と長い
・微生物環境を整える必要があるため手間がかかる
マンションや住宅街の戸建てのご家庭は、においが気になりますので乾燥式生ゴミ処理機がいいですね。庭が広く、お隣と離れている家なら、バイオ式生ゴミ処理機でも大丈夫です。
ゴミの量にお困りのあなた、住環境にあった生ゴミ処理機を導入してみてはいかがでしょうか。
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