みなさん、甘酒は好きですか?
あまり得意ではない方もいることでしょう。しかもこんな夏に甘酒の話?と不思議に思いますよね。甘酒と聞くと冬を想像しがちですが、江戸時代から「甘酒」という言葉は夏の季語なのです!
江戸時代には天秤棒をかついで甘酒を売り歩く甘酒屋の姿が、 夏場の風物誌だったと言われるほど、江戸時代の人たちは夏に甘酒を飲んでいたのです。
米麹の甘酒はスーパードリンク!!
甘酒は、酒粕で作る甘酒と米麹で作る甘酒の2種類があります。
酒粕の甘酒は砂糖を入れることで甘みを出すのですが、米麹で作る甘酒は米麹を発酵させることにより糖化させたものなので、米本来の甘みを味わえます。
米麹の甘酒には人間が必要とする栄養がほぼ全て入っていると言ってよいほど、たくさんの栄養素が含まれていて「飲む点滴」とも言われています。米麹の甘酒は夏バテの疲労回復にはもってこいの飲み物なのです。
江戸時代の人たちは科学的根拠を知らずに、自然と甘酒が夏バテ予防や疲労回復に良い飲み物とわかっていたんですね。
さらに米麹の甘酒は疲労回復、夏バテ防止だけではなく、美容やダイエットにも良いとされているので、ぜひ飲んでみてください!
では米麹の甘酒はどこで売られているのでしょう? お店や通信販売で簡単に手に入りますが、自分で作るのも意外と簡単ですよ! しかも、自分好みにできるので私は作って飲んでいます!
乾燥米麹を使った甘酒の作り方を紹介しましょう。
米麹を使った甘酒の作り方
【用意するもの】
鍋、温度計(100円ショップで売られています)、魔法瓶(10時間保温可能なもの)
【材料】
乾燥米麹 200g、水 400ml
(1)魔法瓶にお湯をいれて温めておきましょう。
(2)水を鍋にいれ60度になるまで温め、いったん火を止めます。
(3)(2)に米麹をゆっくり入れ、優しくかき混ぜ、再度火をつけ65度になるまで温めます。
(4)魔法瓶のお湯を捨て、(3)をゆっくり丁寧にいれ、8時間放置します。(4時間後ぐらいに再度60度に火入れしたほうが、おいしくなります。)
8時間後には甘い甘酒の完成です! 甘みが強いので、お湯や水を足して飲んでくださいね。
甘酒を好きな方はもちろん、苦手な方もこの夏は米麹を使った甘酒を飲んで、夏バテ予防や疲労回復をしてみてはいかがでしょう。
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