20代以降に気づいたほくろはすべて後天的なもの！
ほくろには、先天的なものと後天的なものの2種類があります。先天的なほくろとは、遺伝が原因できるもの。遺伝といっても、ほくろのできる場所や大きさが遺伝するわけではなく、「ほくろができやすい体質である」ということ。
それに対して後天的なほくろは、思春期以降にできるものであり、気をつければ充分防ぐことができるのです。後天的なほくろのほとんどの原因が紫外線。紫外線を浴びると肌のメラノサイトがメラニンを作り出し、紫外線を吸収。
メラニンを作る過程で、メラノサイトが活性化しすぎたり、なんらかの刺激を受け異常を起こすことにより、ほくろは形成されるのです。
ストレスや生活習慣の乱れもほくろの原因に
紫外線だけでなく、日頃のストレスや疲労・生活習慣の乱れなども、肌のメカニズムを崩してしまうため、ほくろの原因になるそうです。
紫外線以外にも、「外部刺激」でもほくろができることがあります。外部刺激とはたとえば、サイズの合わないきつい下着や靴などで皮膚が頻繁にこすれたり、仕事など同じ姿勢の状態で体の同じ部分にいつも熱や重量がかかっていたりなど、こすれたり圧迫されたりすることで細胞が傷ついてしまうためです。
「あ、あのほくろはこすれが原因か！」と思い当たることありませんか？
重曹と乳香油のお風呂の作り方
そんな気になるほくろを、重曹と乳香油で薄くしちゃいませんか？ ところで、乳香油とはなんでしょうか。ウッディで少しスパイシーな深みのある香りのエッセンシャルオイルの一種で、森林浴に似たリラックス感を得ることができます。
重曹と乳香油のお風呂の作り方はとても簡単。
・お風呂をいつもどおり沸かす（湯量約200L）。
・重曹1カップ、塩１カップ、ラベンダーオイル6滴、乳香油3滴を入れてよくかき回します。
たったこれだけ！ 材料もすべて簡単に入手できるので、ぜひ試してみてほしいと思います。
ほくろ除去に効果があるわけとは？
なぜ重曹と乳香油風呂でほくろが薄くなるという効果があるのでしょうか？ 重曹は一般的なスクラブよりも粒子が細かいため、皮膚に細かく、かつ優しく働きかけ、汚れなどを浮き上がらせる効果は抜群です。
そして乳香油の、「皮膚細胞の再生を促進させ、傷・傷跡を改善する」という効果といい感じで合わさり、紫外線などが原因でできてしまった「肌の異常＝ほくろ」を消してくれる、というわけなのです！ おおよそ14日間でかなり薄くなり、もう数日するとほぼ消えるという結果報告も多く出ています。
日焼け止めをきちんと塗る、日傘をさすなど、ほくろができるのを予防する対策はありますが、できてしまったほくろは…？レーザーなどで除去するのはちょっと抵抗があるなぁ、という方はぜひこのお風呂を試してみてほしいと思います！
できれば毎日浸かるのはもちろん、お風呂に浸かっているときに、お湯の成分を染み込ませる感じで気になるほくろを優しくこすってください。
