ビール酵母の効果は、疲労回復や便秘改善がよく知られていますが、それだけではありません。ママにも嬉しい効果がたくさんあるのです。そのひとつに「母乳の質や出がよくなる」という効果もあるようです。特に母乳育児をしたい方にはおススメなのです。
ビール酵母＝ビールではありません！
妊娠中や授乳中はアルコールは極力控えたほうがいいから、「ビール酵母」はダメなんじゃない？ と思っている方、意外に多いと思います。しかし、ビール酵母はビールから作ったわけではありません。むしろ、母乳のために飲んでほしいものです。
ビール酵母とは、ビールを作る際に必要な成分。麦芽を煮てできた麦汁にビール酵母を加えるとビールができます。この、発酵後のビール酵母にはたくさんの栄養成分が含まれています。酵母自体に、アルコールは含まれていません。ビールを作り終わった後、この酵母はカスとして捨てられてしまっていたのすが、実はこの酵母には栄養素がたくさん詰まっていることがわかったのです。そこに着目して作ったのが「ビール酵母」なわけです。
ビール酵母の効果・効能
ビール酵母には、たんぱく質や食物繊維、カルシウム、ミネラル、ビタミンB群などのさまざまな栄養素がたくさん含まれています。そのビール酵母の苦みを取り除いたものが、サプリメントとして販売されています。いったいどんな効果、効能があるのでしょうか。
食物繊維が豊富なうえに、乳酸菌や善玉菌も増やしてくれる働きがあるため、腸の状態を整えてくれるのという効果があり、便秘解消にも役立ちます。
そして疲労回復に抜群に効果のあるビタミンＢや必須アミノ酸もたっぷり含まれているため、なかなか取れない疲れにもよく効きます。
さらに細胞の生成に必要な核酸を含んでいるため、美肌にも効果があるんです。肌荒れで悩んでいる方にもオススメなのです。
とてもすぐれもののビール酵母、母乳にはどんな効果があるのか見ていきましょう。
なぜ母乳の質と出がよくなるの？
母乳は、お母さんが食べるもので作られているといっても過言ではありません。「いい母乳を飲ませてあげたい」と、食べものに気をつけているママは多いと思います。また、一方で母乳で育てたいのに、母乳の出が悪くて悩んでいるママも多いでのはないでしょうか。その場合、母乳を出すのに必要な栄養素が足りていないということがあるようです。そんなママにもビール酵母は嬉しい味方なのです。
ビール酵母には良質なたんぱく質や必須アミノ酸が多く含まれているので、母乳の質をよくしたり、また母乳の出をよくするのにとても効果的です。母乳の栄養を整えたり、出が悪かったのを改善したり、ママにも赤ちゃんにも嬉しい効果が期待できるわけですね。
授乳期が終わっても飲み続けたい理由
子育ては言ってみれば「体力勝負」。ママが倒れてしまっては元も子もありません。授乳期が終わっても、ママ自身の健康管理のためにビール酵母は飲み続けたいものです。
粉末タイプなので、お料理に入れたり、ヨーグルトにさっとかけたり、栄養素として手軽に取り入れられるのもうれしいですよね。
2人目のお子さんが生まれたとき、すぐにいい母乳を飲ませてあげられそうです。それに、美白にいいアミノ酸や脂肪を分解してくれるリパーゼという成分も含まれているので、年齢を重ねるほど飲み続ける意味がありそうです。
ビール酵母を飲んで、子どものためにも「きれいで元気な自信に満ちたママ」でいてください。
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