小さなお子様のいる家庭では、成長に合わせてカルシウムをたくさん摂れるような食事を心がけているお母さんもいますよね?
カルシウムを摂るということももちろんですが、骨を強くするにはビタミンDを一緒に取り入れることが大切なのです。
ビタミンDはこんなに種類があった!
ビタミンDはビタミンAやE、Kと同じ「脂溶性ビタミン」の一つで、油脂と一緒に摂取するのがオススメのビタミンです。
ビタミンDの種類にはキノコ類に含まれるD2と、魚類、卵などの動物性食品に含まれるD3があります。
あまり知られていませんが、実はビタミンDはD2~D7まで6種類もあります。ただ、人間が必要とするのはそのうちのD2とD3だと言われています。
また、ビタミンDのちょっと珍しいところは、日光に当たることで作ることのできるビタミンだということです。
ビタミンDは骨を強くしてくれる!?
ビタミンDは骨を強くするサポートをしてくれます。
食べ物からカルシウムが吸収されやすくなるように助けたり、骨や歯に届ける役割もしてくれているんですよ。
筋肉や心臓を正常に動かすために働いているカルシウムは、常に血液に乗って体内を循環していて血液中にカルシウムが少なくなると、ビタミンDが骨からカルシウムを溶かして血液に届けています。
ですので、ビタミンDが不足すると骨の成長にも関わってきてしまうのです。
ビタミンDは花粉症にもオススメのビタミン
花粉症などのアレルギー各種にもビタミンDが良いという報告が上がっています。
ビタミンDは骨を強くするだけではなく、花粉症の人にもオススメなのです。
ビタミンDは日光に当たって作ることもできるので、外仕事などで日光に当たることの多い人は花粉症にかかる人が少ないとも言われています。
ただ、そこで注意したいのが“摂りすぎ”です。日光に当たる時間の長い人はビタミンDを大量に摂取しなくても足りているかもしれません。花粉症に良いからとたくさん摂りすぎてしまうと血管などにカルシウムがたまってしまう場合もありますので、必要量を摂るようにしましょう。
「カルシウム不足だな」と感じる人は、ビタミンDと一緒に食べて上手に取り入れてくださいね。