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酒粕と米麹、“甘酒”を上手に使い分けて健康美人に!

 

日の入りがすっかり早まり、風に冷たさを感じる今日この頃。

この季節に私たちの心と体を温めてくれるのが、あつあつのホットドリンク!

温かくておいしくて、ついでに美容や健康への効果も期待できる優秀な一品といえば、最近では飲む点滴とも呼ばれている甘酒。

じつは米麹由来のものと、酒粕由来のものとが存在します。

その美容効果にも注目のふたつの甘酒の違いと共通点とは?

 

 

米麹の甘酒の健康・美容効果とは?

米麹の甘酒の原料は、米にコウジカビなどの微生物を繁殖させた米麹と米。

これを水と一緒に加熱、保温し、発酵させることで出来上がります。

米麹の甘酒には、発酵により作り出された豊富な各種ビタミン(ビタミンB群、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシンなど)により、健康美容への効果が期待されています。

発酵の過程ででんぷんが糖化されることで生まれる、自然な甘み(ブドウ糖、オリゴ糖)も特徴です。

 

 

酒粕の甘酒の健康・美容効果とは?

酒粕の甘酒の原料は、日本酒などのもろみを圧搾した後に残る酒粕。

これを水と一緒に加熱して溶かし、砂糖などの甘みを加えて出来上がります。

酒粕にはコクや旨味はありますが甘みはないので、加糖は必須です。

酒粕の甘酒には、健康美容への効果が期待される、たんぱく質、各種ビタミン、不溶性食物繊維、必須アミノ酸などが豊富に含まれていて、栄養価だけで考えたら米麹の甘酒を上回るともいわれているほど! ただし加糖の量と質にも注目する必要が。

また原料由来の少量のアルコールが含まれている場合があるので、タイミングや体質によっては注意すべきということも重要なポイントです。

 

 

米麹と酒粕、ともに栄養豊富な甘酒。

同じ甘酒という名前でも、原料も栄養もまったく違うものですが、共通するのは、健康と美容に必須の栄養がバランスよく摂取できること。

それぞれに違う健康美容効果が期待できるから、両方の甘酒を上手に飲み分ければ飽きずに続けられるかも。

温まれておいしくて美容の対策にも。

この冬のお楽しみのひとつにぜひ加えてみて。

 

 

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