さまざまな食材と相性がよく、レシピのバリエーションも豊富で活用度の高い野菜のひとつであるキャベツ。
身近過ぎてつい見逃しがちですが、キャベツは手軽でおいしくて、多彩な栄養素が豊富に詰まった優秀食材! その魅力を詳しく紹介します。
キャベツで摂れる「キャベジン」とは
キャベツに含まれる成分として有名なのが、キャベツから発見された栄養成分・キャベジン(=ビタミンU)。
胃腸を健康に保つ働きがあり、胃酸などにより傷ついた胃腸の粘膜細胞を健康に保ち、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防にも役立つと言われています。
キャベツで摂れる「イソチオシアネート」とは
そして最近にわかに注目を集めているのが、キャベツを始めとしたアブラナ科の野菜に多く含まれるイソチオシアネート。積極的に摂取することで免疫力や解毒力の向上によりがんの予防効果にも期待ができると、アメリカにおけるがん研究のレポートとして報告されたことがそのきっかけと言われています。
キャベツで摂れるその他の栄養素とは
優秀食材であるキャベツに含まれる栄養素は、ほかにもたくさん!
そのひとつが食物繊維。少量の水溶性食物繊維と豊富な不溶性食物繊維が含まれるので、海藻などに多く含まれる水溶性食物繊維の豊富な食材も併せて積極的に摂ると栄養のバランスがよりよくなります。
そのほか、カリウム、カルシウム、たんぱく質、ビタミンA、B1、B2なども一度に摂取することが可能。
キャベツは生で?加熱して?どう食べる??
これまでに紹介した栄養素はすべて、生でも加熱してもほぼ同様に摂取することが可能なものばかり。
さっと加熱すればかさが減り、そのぶんたくさんの量のキャベツを食べられ、栄養も凝縮して摂取できるでしょう。
生のままなら、さらにビタミンCや酵素も摂取できますが、かさが減らないぶん、その他の栄養素の摂取量は加熱するのと比較すれば少なめに。
食生活トータルで見てそのときの自分に必要な栄養素を考慮することも大切ですが、それ以上に、飽きずにおいしく食べ続けられることを第一優先とすることが、キャベツの栄養を効率よく摂取するためのポイントと言えそう!
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