コーヒー、紅茶、日本茶にチョコレート…。ふだん意識していてもしていなくても、私たちにとって身近な成分のひとつと言えるカフェイン。あなたは積極的に摂っていますか?それとも避けていますか?
摂取による健康効果も、過剰摂取への懸念もあり、目的やタイミングに応じて摂取量のコントロールを心掛けている人は多いはず。
カフェイン摂取を控えたいときのティータイムに重宝するのが、ハーブティーなどのノンカフェインのドリンク。最近では、デカフェ、カフェインレスという表記もよくみかけます。じつは微妙に異なる、デカフェとカフェインレスとノンカフェイン。ではその違いとは?
基準はカフェイン含有量
コーヒー豆や茶葉などにもともとあったカフェインを抜いたことを示した表記が「デカフェ」。通常、脱カフェイン処理後のカフェイン含有量が0.1%を超えている場合に用いられる表記です。一方「カフェインレス」は、「デカフェ」よりもカフェイン残留量が少なく、0.1%以下に抑えられているということを示した表記。そして「カフェインレス」とは、カフェインの含有量が0%であることを示しています。
つまりこれらにはカフェイン含有量の違いがあるということが言えるのです。
カフェインを抜く方法は?
そこで気になるのがカフェインを抜く方法。じつはこれもひとつではなく、何を用いてカフェインを抜くかで、以下の3つに分類されます。
1つ目は薬品を使う「有機薬剤抽出法」。安価だかカフェイン以外の成分も損なわれ風味が落ちると言われていて、日本ではこの抽出法を用いた商品の販売が禁止されています。
2つ目が水を用いた「水抽出法」。抽出の過程で薬品を使うものの、間接的に少量の使用にとどまり、日本ではこれが最も一般的な抽出法。
3つ目が二酸化炭素による「超臨界二酸化炭素抽出法」。薬品不使用で味や風味の損失もほとんどないと言われていますが、ほかよりもコストがかかるので、高価格帯の商品に用いられることが多いよう。
この「超臨界二酸化炭素抽出法」を用いたことは、コストより味や安全性を重視していると伝える大事なアピールポイント。商品パッケージやパンフレットなどにを参考に選ぶといいでしょう。
気分や体調、シチュエーションなどに応じて今日から上手にカフェインコントロールしてみませんか?
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