洗顔は、忙しい朝にも疲れて帰ってきた夜にも日々繰り返す日課のひとつ。子どものときからの習慣だし、メイク落としが加わってからもはや幾年…。でもなんだか肌の調子が万全ではないように感じたら、その一因は洗顔かも。肌を傷めず汚れはしっかりと落としたい! そのためのコツとポイントとは?
肌を傷めない洗顔のコツ~“鏡を見ながら”が重要~
洗顔は洗面台、または浴室内でという人が多いはず。どこで洗うときでも、鏡を見ながら洗うようにするのがコツ。いつもは顔を濡らしたらあとはすすぎ終わるまで目を閉じたまま、という人こそ、目を開けてしっかりと手元と肌を見ながら洗ってみて。
肌を傷めない洗顔のコツ~こすらずに撫でよう~
肌を傷めないクレンジングのコツは、こすりすぎないこと、手のひらで温めたクレンジングをやさしく肌の上にのばしたら、肌の表面のメイクや汚れと混ぜ合わせるイメージで指を滑らせます。クレンジング中は指で肌が押されてへこんだり、または持ち上げられ押し下げられていないかをチェックして。
肌を傷めない洗顔のコツ~欲張らない~
洗顔中つい「血流促進のマッサージを兼ねよう」「毛穴の奥の汚れを掻き出そう」と思ってこすりすぎてしまいがち。それは後の工程や週末のスペシャルケアでと割り切ることもコツのひとつです。
肌を傷めない洗顔のコツ~洗い残しを見逃さない~
また洗顔料を洗い流した後、タオルに顔を埋める前にも鏡を見てみて。小鼻の横やフェイスラインに洗顔料が残っていないかをチェック。泡のすすぎ残しを知らずタオルでぬぐっただけになっていては肌の負担に。すすぎ残しをする人はその場所をいつもすすぎ残すので、洗顔後毎回同じ場所に泡がついていたりします。
洗顔の一連の流れを都度都度鏡でチェックすることで、自分の悪いクセの発見、矯正を目指そう。
肌を傷めない洗顔のコツ~適温で洗おう~
洗顔に適した水の温度は32度前後と言われています。これを守るのも重要なコツ。でも朝の忙しい時間にはぬるま湯になるまで待てず冷たい水のうちから洗い始めてしまったり、朝のシャワーついでにお湯で洗ってしまったりしていませんか?
30度以下では皮脂が落ちにくく、熱い湯では皮脂も肌の保湿成分も過剰に洗い流されてしまいます。どちらも肌に負担となるので気を付けましょう。
短期間で顕著な肌荒れを引き起こすほどではなくても、毎日繰り返し継続されればかなりの負担になる場合も。ちょっとしたコツを見逃さずやり過ごさないのが重要です。洗顔を見直して肌を健やかに保つ一歩を踏み出そう。