暑い夏は汗をかくのに実はむくみを感じやすい季節。夏のむくみの原因と対策を紹介します。
夏にむくみを感じるのはなぜ？
その原因のひとつは“代謝の低下”。暑いからと運動しない、暑いからと移動は階段よりエレベーターを、徒歩より車を選ぶ、なんて生活に心当たりはありませんか？ そのほか、湯船に浸からずシャワーで済ます日が多い、薄着で出掛けた電車やレストランのクーラーで体が冷えた、なんてこともよくあること。筋肉量の低下、筋肉を動かさない生活、冷えなどが重なると、血流もリンパの流れも滞りがち。
そこに寒暖差や暑さへのストレスなどによる自律神経の乱れや水分の過剰摂が重なり、さらにむくみを促進することも。
まずは夏はむくみやすいということを認識しておくことが重要です。
夏のむくみの解消法は？
大切なのは体を温めること、血流やリンパの流れを促進すること、リラックスできる環境で自律神経を整えること、しっかりと汗をかいて水分をためこまないこと…。これらすべてを一度に叶える方法とは、湯船につかりゆっくりと入浴することなのです。
全身浴でむくみを解消
肩まで浸かる全身浴では全身にかかる水圧がもっとも高く、血流やリンパの流れが活発に！ 短い時間で効率よくむくみを解消してくれるので時間がない日にもうれしい入浴法です。
半身浴でむくみを解消
みぞおち下あたりまで浸かる半身浴は、ながくゆっくりと入浴できるのが特徴。抹消血管までじっくりと血流を高めます。
高温反復浴でむくみを解消
熱い湯と冷たい水とを交互に行き来する高温反復浴は末梢の血流まで促進するほか、カロリー消費が高いのもポイント。運動不足に心当たりがある人にとくにおすすめの入浴法です。
体を直接温めて、水圧で刺激する入浴によるむくみ解消は、とにかく手軽。さらにこの入浴効果を高めるなら、入浴中、または入浴後にかるくリンパマッサージを行ったり、また普段の食生活でも、塩分や糖分の過剰摂取をしないよう心がけるとよりよいでしょう。
夏のむくみは夏のうちに！ 心も体もすっきりとして、新しい季節を迎えたいですね。
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