これからだんだんと寒くなっていきますが、身体はいつでもポカポカしていたいですよね。寒さが本格化する冬がやってくる前に、今から少しずつ身体を温める「温活」を始めてみませんか。
食卓にしょうがを取り入れましょう
身体を温める食べ物と聞いて、最初に思いつくのが「しょうが」ではないでしょうか。しょうがの「ショウガオール」という成分が血流をよくして体温を上昇させるので、食べると身体がポカポカするのです。粉末しょうがを使えば、温活しょうが料理が簡単手軽に作れちゃいます!
〔しょうが風味の唐揚げ〕
唐揚げを作る際、下ごしらえ時に粉末しょうがをお好みの量混ぜ込むだけ。いつもの唐揚げがピリッと辛味のきいたしょうが風味に。いつものメニューが温活メニューに。
〔ジンジャークッキー〕
ホットケーキミックスに少なめの牛乳、卵、粉末しょうがを入れてよく混ぜ、好きな形に型取って焼くだけ。お菓子の甘味でしょうがの辛さも消え、子どものおやつも温活レシピで作れそう。
根菜たっぷりレシピ
身体を温めるのは、葉菜よりも根菜。それは、根菜は水分が少なく、ビタミンC、Eや鉄などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと考えられています。温活根菜レシピを紹介します。
〔定番!?簡単きんぴら〕
細切りにしたごぼうとにんじんをごま油で炒め、麺つゆと砂糖で味付け。仕上げに白ごまをふります。麺つゆを使うので、時短温活レシピに。
〔根菜キッシュ〕
お好みの根菜(レンコン、さつまいも、じゃがいも、人参など)をバターで塩コショウしながら炒め、耐熱皿に入れて、ホワイトソースとピザ用チーズを乗せてオーブンで焼けばできあがり。おもてなしとして出せる少しおしゃれな温活料理です。
いつもの飲み物も身体を温めるものに
いつも飲んでいる飲み物もちょっとした工夫で「温活ドリンク」に。毎日飲んで、しっかりじっくり温活したいですね。
〔しょうが紅茶〕
いつものように紅茶を入れ、お好みの量の粉末しょうが、小さじ1杯程度のはちみつを入れるだけ。入浴前に飲んで身体が温まった状態で湯船に浸かると、いつもよりもしっかり温まり、汗もたくさん出ます。お風呂前の1杯の「しょうが温活」、ぜひ試してみてください。
〔米麹ホットドリンク〕
鍋に米麹と砂糖、塩、牛乳を入れて弱火で煮込み、沸騰したらできあがりです。甘酒のようですが、牛乳を入れることでまろやかに。ちょっと贅沢な温活ドリンクです。
コトコト煮込んだあったかスープ
寒い季節といえば、コトコトゆっくり煮込んだスープを食べたくなりますよね。こんな温活スープはいかがでしょうか。
〔ミルクポトフ〕
お好みの野菜やソーセージ、ベーコンなどでいつものコンソメ味のポトフを作ったら、そこに牛乳とバターをプラスして、コクのある「温活ミルクポトフ」に。
〔ミネストローネ〕
お好みの野菜を茹でたら、そこにブイヨンとトマトパウダーを加え、ひと煮立ちしたら塩コショウで味を調えてできあがり。トマトパウダーを使えば、超短時間でほっこり温活ミネストローネが手軽に味わえます。