きれいな赤い色が特徴のローズヒップティー。その原料は、植物の葉ではなく実を乾燥させたもの。ローズヒップティーを淹れた後に残るふやけた実はやわらかくて食べやすいため、おいしく食べてまるごとその栄養を摂取することができると知っていましたか？
「でもローズヒップは酸味が強くて…」という人でも、飲み方の工夫やアレンジで、おいしく楽しむことができます。
ローズヒップから摂れる栄養は？
栄養豊富なローズヒップ。ビタミンＣが豊富で、またその形が手榴弾のような形をしていることから「ビタミンＣの爆弾」とも呼ばれています。
そのほか、βカロテン、ビタミンE、ビタミンB群、食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミンPなども含まれている、美容と健康にうれしい食材なのです。
ローズヒップティーの楽しみかた
ローズヒップの実にお湯を注いで数分。お好みの濃さに抽出してそのまま飲むのがローズヒップティーの基本の楽しみかた。
ハイビスカスティーとブレンドしたり、湯を注ぐ前に生のミントを加えたりといった、アレンジも人気です。酸味を和らげるには、はちみつでコクと甘みを加えます。
ホットで楽しむほか、冷やして、または濃い目に淹れて氷を加えてアイスティーにすればゴクゴク飲むことも可能。
ホットでもアイスでも、ガラスの器やタンブラーで飲むと、鮮やかな赤みが際立ち、より優雅な気分で楽しめそう。
また、濃い目に淹れたローズヒップティーを小鍋に入れ、お好みの量の砂糖と少量のレモン汁を加えて加熱してとろみが出るまで加熱すれば、色鮮やかなローズヒップシロップの出来上がり。
ローズヒップの実の食べ方
ローズヒップティーを抽出した後のふやけた実はそのまま食べることができます。お好みではちみつをかけて。または刻んでサラダやヨーグルトに加えて。スムージーやミキシングジュースにプラスするのもおすすめです。
酸味が気になるなら、ひと手間加えてジャムにするのがおすすめ。
ローズヒップのジャムも美味だけれど、ちょっと味に飽きてきたというときには、刻んだローズヒップの実と、お好みのドライフルーツを刻んだものとを鍋に入れ、水とはちみつで煮込めば、ドライフルーツのセレクト次第で手軽に多彩な味わいを楽しむことも。
ぜひ一度試してみて。
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