スーパーフードとして知られるアマランサス。
その歴史は古く、紀元前６世紀ごろの遺跡から発見され、また古代アステカやインカ帝国では主食として栽培され、神や皇帝にも捧げられていたと言われています。
その魅力は豊富な栄養！ その詳細と手軽においしく食べる方法を紹介します。
“アマランサス”とは
アマランサスは、ペルー原産のヒユ科の植物。高さ２ｍほどまで育つ植物で、その先端に深紅の花を咲かせます。私たちが食用するのは、その花の中に実る種子なのです。
アマランサスで摂れる栄養
アマランサスのカロリーは、ほかの穀物と比較してほぼ同程度。にも関わらず、多種多彩で豊富な栄養を含んでいるのが特徴です。
タンパク質、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、カリウム、カロテノイド、食物繊維、葉酸、リジン、トコトリエノールなどのほか、脂肪肝予防に役立つと言われるメチオニンやフェニルアラニンなども含まれています。
アマランサスのおいしい食べ方
アマランサスはそのまま生で食べることはできません。
一番手軽手軽な食べ方は、白米を炊くときにアマランサスを加える「アマランサスご飯」。
米は単体で普通にとぎ、米１合に大さじ１～３杯程度のアマランサスを茶こしなど目の細かいさるに入れて軽く洗います。洗ったアマランサスをといだ白米に加え、30分ほど浸水させたら、米に対して適量の水に、アマランサスと同程度（大さじ１～３杯）の水を加えていつも通り炊くだけ。
カリカリ食感に仕上げてトッピングとして使うなら、フライパンを使って弱火で乾煎りするのがおすすめ。
スープやサラダ、ヨーグルトなどに加えてアクセントに。
プチプチもちもちした食感を楽しむなら、洗ったアマランサスを30分ほど水に浸し、そのまま軽くラップをかけてレンジで５分、そのまま５分ほど蒸らせば出来上がり。
スープやサラダのほか、スムージー、パスタスースなどに加えても美味しく食べることができます。
カリカリ、プチモチな食感を楽みながら栄養補給を！
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