そもそもストレスとは？
ストレスは、外部からの様々な刺激を受けて心や体に生じる反応のことを言います。
そのイメージは、悪者以外の何物でもないと感じますが、実は適度な量であれば“やる気の源”になってくれるとも言われています。
“良いところもある”と知るだけでも、付き合い方が変えられそうですよね。
ストレスの種類とは？
普段私たちが感じるストレスにも種類があります。
まず大きく分けられるのが、『身体的ストレス』と『精神的ストレス』の２つです。
『身体的ストレス』の中にも「外的ストレス」と「内的ストレス」があり、体に対するストレスがさらに細かく分けられています。
例えば「外的ストレス」には、気候が暑い寒いなどの“環境的要因”、騒音などの“物理的要因”、病気や怪我などの“肉体的要因”、空気汚染などの“科学的要因”、最近や花粉などの“生物的要因”などがあります。
反対に「内的ストレス」で挙げられるのが、“過労”や“栄養失調”、“睡眠不足”などです。
多くの人が認識しやすい『精神的ストレス』
先に『身体的ストレス』をご紹介しましたが、一般的に自覚しやすいのは、『精神的ストレス』の方が多いかもしれません。
『精神的ストレス』にも「社会的ストレス」と「心理的ストレス」があります。
「社会的ストレス」の代表が、残業などの“仕事関係”、イジメや勉強などの“学校関係”、結婚や育児などの“家庭関係”、家族・恋人・友人・上司などとの“人間関係”などがあります。
反対の「心理的ストレス」には、離婚や死別などの“喪失体験”、“将来の不安”などがあります。
小さなところからこまめに解消する
細かい部分を知ると、自身で感じていた他にも細かなストレスがあることが分かると思います。
会社関係や学校関係、人間関係などの大きな部分を変えるのにはそれなりの動力がかかります。ですが、環境面、栄養面、睡眠などの小さな部分であれば、今日からでも解消することが可能ですよね。
まずは、明日から対策のできる部分を見つめ直し、「今日は一つストレス解消できた」と実感することが大切です。
もしかしたら、解消できたことで足かせが外れた気分になり、心にもゆとりが出るかもしれません。
ゆとりができれば、本当に悩んでいたことも少し小さなことに感じるかもしれません。心のゆとりを持って１歩引いたところから今の自分を見つめてみるのも良いですね。
「ストレスを感じているな…。」と思ったら、この記事のことを思い出してまずは見えていない小さな部分から、一つずつ対策してみてくださいね。
