腸内環境のCMなどでも目にする機会のある「オリゴ糖」。
なんとなく知っていてもどんなものかまでは、知らない方も多いと思います。
今回は、腸内環境とオリゴ糖について紹介していきます。
「オリゴ糖」を知らず知らずのうちに摂っている？
「オリゴ糖」を口にしたことはないかも、と思っているそこのあなた。
実は、普段何気なく口にしている牛乳や赤ちゃんに欠かせない母乳などにも入っているんですよ。
また、オリゴ糖と一言で言っても、実はたくさんの種類があり、その量や食材にも様々なものがあります。
母乳に含まれる「ガラクトオリゴ糖」とは？
様々な種類があるオリゴ糖。
その中でも「ガラクトオリゴ糖」は、赤ちゃんが飲んでいる母乳にも含まれているものです。
生まれて間もない赤ちゃんが口にする母乳に入っているということから、その安心性がわかりますよね。
母乳には栄養だけでなく、腸内環境を整えるための成分まで含まれているなんてちょっと驚きです。
このガラクトオリゴ糖ですが、粉末のタイプで販売されているので、効率よく手軽に摂取することも可能なんです。
このようなガラクトオリゴ糖は、牛乳がもつ乳糖に「β-ガラクトシダーゼ」を作用させて製造されています。主成分は、母乳が含む「４’-ガラクトシルラクトース」という成分で、優しい甘さなのが特徴です。
腸内環境を見直したい方は、こういった粉末タイプを活用するのも良いかもしれませんね。
ガラクトオリゴ糖と腸内環境
先ほど紹介した「ガラクトオリゴ糖」は難消化性。
摂取したものが大腸に届くと、ビフィズス菌などの善玉菌のエサとなってくれ、善玉菌を増やしてくれることが分かっています。
そのことから、腸内環境を整えてくれるといわれているんです。しかも、ミネラルの吸収を促進してくれるとも言われています。
腸内環境が悪く、老廃物が溜まった状態だと、せっかくバランスの良い食事を摂っていても、栄養の吸収もうまくできません。
栄養が体に十分に行き渡らないということは、体やお肌の調子にも影響してきてしまうのです。
お肌の調子や体の調子が悪い時は、表面的なことに目が行きがちですが、オリゴ糖などを上手に使って、腸内環境を整えることも考えたいですね。
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