これからの季節、暑い日が続くと心配になるのが「熱中症」。
急激な温度変化に体もついていけず、バテてしまう方も多くなってきますね。
「熱中症にならないために水分と塩分を!」というフレーズを良く聞きますが、それ以外にも摂りたいのが「ブドウ糖」。
今回はブドウ糖がなぜ必要なのかを、熱中症のメカニズムも改めてご紹介しながらお伝えしたいと思います。
なぜ熱中症に?
そもそも熱中症はどうやって起きるのでしょう?
私達の体は、約0.9%の食塩水と同じくらいの浸透圧を持った血液が、流れています。汗がしょっぱいのは皆さんご存知かと思いますが、水分とともに塩分も体の外へ排出されてしまいます。
そのときに水分だけを補給してしまうと、約0.9%だった塩分はどんどん薄まってしまいます…。
そして、体はこれ以上薄めないために「のどが渇いた」という信号をシャットダウンしてしまうのです。更に、濃度を戻すために体内の余分な水分を出そうとしてしまいます。
その結果、濃度が戻っても体液の量がとても少なくなってしまい、もともとの量に戻れなくなってしまい、運動機能の低下や体温が上昇してしまう「熱中症」になってしまうのです。
なぜ「+ブドウ糖」が大切なの?
主要な糖として親しみのあるブドウ糖。
水と塩にプラスでブドウ糖をおすすめした理由は、腸でこれらの吸収を促してくれるからです。
腸管内にナトリウムがあるとブドウ糖はとても速やかに吸収される性質をもっています。そのときに水分も一緒に体内に吸収してくれるので、ブドウ糖を摂ることは、素早い吸収に役立ってくれるんですよ。
ブドウ糖の固形タイプをアメ代わりに
ブドウ糖は粉末のものなどもありますが、持ち運びには固形タイプが便利!
スポーツ時などは、ブドウ糖をアメ代わりになめながら塩分と水分を補給すれば、抜群の吸収力でチャージできます。
また、1リットルの水に2gほどの食塩とブドウ糖を何かけか溶かして作る、手作りのスポーツドリンクもおすすめです。
熱中症など体調をくずす前に、このメカニズムを知って対策しておきたいですね。
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