体調を整える栄養を豊富に含む食べ物である、各種野菜。
でも毎日350g(※)も食べ続けるのは難しいですよね。
※厚生労働省が推進する健康作り運動「健康日本21」による1人1日あたりの目標値
野菜不足に「青汁」
しっかりと食事を摂っていても不足しがちな野菜の栄養を補う方法として、手軽な青汁を活用しているという人は多いはず。
青汁といえば、定番はケールと大麦若葉。
でも最近はその他の野菜を原料とした青汁もバリエーション豊富にそろっています。
中でも注目は、栄養豊富で、特有の栄養素も持つ緑黄色野菜「明日葉」。
その栄養面での魅力とは?
明日葉=八丈草
日本原産のセリ科の多年草である「明日葉」。
その名の由来は、強靭で発育が早く、「今日葉を積んでも明日には新しい葉の芽が出る」ほど生命力にあふれていること。
また明日葉の産地として有名で、明日葉を野菜として常食する習慣のある八丈島の名にちなんで「八丈草」とも呼ばれています。
栄養豊富な緑黄色野菜「明日葉」
明日葉は、各種ビタミン・ミネラル等を豊富に含む緑黄色野菜。
とくにカリウム・β-カロテン・葉酸・食物繊維・鉄分・ビタミンK・ビタミンCなどの含有量が多く、効率的に摂取することができます。
明日葉特有の成分「カルコン」に注目!
近年、明日葉特有の成分「カルコン」が注目を集めています。
カルコンはポリフェノールの一種で、フラボノイドに属する黄色い色素を持った成分。明日葉の葉や茎を切るとその切り口から出る、ねばねばとした黄色い汁がその正体です。
このカルコンには、抗菌作用・抗潰瘍作用・胃酸分泌抑制作用・抗血栓作用・抗アレルギー作用・血管弛緩作用・ガン転移抑制作用などがあると言われています。
多彩な栄養をバランスよく摂取するために、多品目の食事が推奨されています。
青汁などの栄養補助食品やサプリメントについても同様です。
1食、1日単位でなく、1週間、1か月単位で見たときにバランスのとれた食生活、栄養補給をこころがけていきたいですね。
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