「AGE」ってご存知ですか?
近年注目を集めている言葉ですが、まだまだ聞き慣れない人も多いはず。
このAGEは、私達が気にしている「老化」に深く関わっていると言われ、とても注目されています。
では、この「AGE」とは一体何なのか詳しく見てみましょう!
そもそも「老化」はいつから始まる?
老化と一言にいっても、原因や種類は様々。
加齢と共に身体の機能が衰えてくる老化もあれば、紫外線などによる光老化など、その人の生活習慣によって老化の進み方は違います。
しかし、早かれ遅かれ私達の身体は産まれてからすぐ老化し始めています。
若い頃は老化スピードがゆっくりですが、40歳前後から老化は加速していくと言われています。
特に、食生活が豊かになった現代、その食生活によって知らぬ間に老化をさらに加速させているんです。
老化の原因?!「AGE」ってなあに?
AGEとは、(Advanced Glycation End Products)の略称のことで、日本語では「終末糖化産物」という物質のこと。
身体の中のタンパク質・脂質がブドウ糖と結びつくことで、この「AGE」=老化の原因となる物質ができます。
例えば、老化の原因となる「糖化」は、タンパク質・脂質がブドウ糖と結合することで起こる、劣化反応のことです。
私達の身体のほとんどは水分・タンパク質・脂質でできています。エネルギーを産み出すブドウ糖は、身体にとって必要不可欠な物質ですが、必要以上にブドウ糖が体内に入ることでブドウ糖が余ってしまい、それがタンパク質・脂質と結びつくわけです。そのため、ブドウ糖がたくさんあればあるほど老化を促進し、知らぬ間に身体を蝕んでいってしまうのです。
また、それだけではなく、AGEはタンパク質・脂質を変性させることもわかっています。
AGEによって皮膚のコラーゲンが変性してシワ・たるみの原因に。
他にも、血管内のタンパク質を固くし、動脈硬化の原因に。
なんだか、AGEって恐ろしいですね…。
さらに、AGEは体内でつくられるだけでなく、食品にも含まれているんだとか!
特に多く含まれているものは、「焦げ」です。食品の焦げた部分にはAGEが多く含まれているので、なるべく避けるように気をつけたいものですね。
「AGE」はどう気をつける?
AGEを気をつけるためのポイントは、ずばり体内でAGEが作られないように糖質を気にすることです。
ブドウ糖が余ることでAGEがつくられる環境が出来てしまうので、炭水化物といった糖質の多いものを過剰に摂取しないように心がけることが大事。
近年では、健康管理のために糖質制限を行っている人も多いですよね。糖質を全く摂らないのはもちろんNGですが、必要量以上も老化の原因となるのでNGです。
老化を加速させないためにも、毎日の食生活を見直してみましょう!
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