あなたは正しい爪の切り方をしていますか? 誤った切り方をしていると、自分だけでなくお子さんの爪にもトラブルを生む原因となります。
爪のトラブルは足に多く、その中でいちばん多いのが巻き爪です。他にも陥入爪、爪の水虫などがあります。
爪のトラブルが足に起こることが多いのは、荷重がかかるためで、爪は負荷がかかると巻いてくると言われています。そのため、重いものを持ったり、握ったりする力仕事をしている方は、手にもこのトラブルが生じる可能性があります。
特に、足の巻き爪は激しい痛みを生じ、満足に歩くことも困難となってしまいます。
爪を切る道具としては爪切り、やすりが一般的
サイズは様々ですので、子ども用、大人用で分けて用意しておくのが良いでしょう。爪に対して爪切りが大きいと、大ざっぱな切り方しかできないため、爪を傷つける可能性があります。
また、切った後は断面が荒れていますので、やすりで仕上げましょう。
いつ切る? どれくらいの頻度で切る?
爪は大人で1か月に3㎜程度しか伸びませんので、月に1回切れば十分です。また、切るタイミングとしてはお風呂上りが最適です。
爪は皮膚の角質が変化し硬化した皮膚の一部で、タンパク質の一種のケラチンからできています。外的環境に水分量が左右されますので、お風呂上がりだと水分量が豊富で柔らかく切るには最適な環境といえます。
正しい切り方とは?
・短く切りすぎない。爪の白い部分を少し残すイメージ。
・爪の角は落とさない。
・やすりは、ひとなででOK。
この切り方を「スクエアカット」と言います。角を極端に落としたり、全体的に深く切ったりするのは大NGです。
自分が子供の頃に親にしてもらっていた切り方とはずいぶん違います。当時は爪の白いところを残さないようにギリギリまで短く切っていましたが、これは大間違いなんですね。
ポイントは、手を水平にして上から見たときに、爪の下の肉を見せないこと。爪の下の肉が見えると、その肉が盛り上がってきてしまい、それが巻き爪の原因になるのです。
爪は切り方ひとつで伸び方が変わってきてしまいますので、ぜひ正しい切り方を覚えましょう。今からでも遅くはありません。正しい切り方をすれば爪のトラブルも少なくなりますよ。
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