チアシード

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栄養豊富なスーパーフード「チアシード」。希少なホワイトチアシードとは?

スーパーフードとして注目を集めているチアシード。ダイエット効果や美容効果が期待されており、チアシードを使ったレシピもたくさん出回っています。

あらためて、チアシードとはどんなものか、おさらいしてみましょう。
 

■チアシードとは

「チア」はメキシコ、グァテマラなどで生育する植物で、ミントの仲間だそうです。この「チア」から採れる種(シード)が「チアシード」です。

チアシードはもともと古代マヤ、アステカなどの人々が常食していたもので、その栄養素の高さから近年注目を集めるようになりました。

では、具体的にどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
 

■チアシードの何がすごいの?

(1)オメガ3含有率が、あらゆる植物の中で最高水準

オメガ3とはα-リノレン酸、リノール酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸の総称で、健康をサポートする良質な油のことです。厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」で1日2g以上の摂取目標値を設置している栄養素です。

(2)9種類の全必須アミノ酸を含有

体内で合成することのできない必須アミノ酸9種類のすべてを含んでいます。これは植物性のタンパク源としては奇跡といわれています。

(3)アミノ酸以外の主要栄養素も豊富

食物繊維、カリウム、タンパク質、鉄分などの栄養素がたくさん含まれています。

 

このような栄養素の高さが、チアシードが「スーパーフード」「ミラクルフード(奇跡の食品)」とよばれる理由なのです。
 
ところで、チアシードには黒と白(ホワイトチアシード)の2種類あるってご存じでしたか?

 

■ホワイトチアシードって?

通常チアシードは黒い色をしていますが、時折その中に、栄養価が高い白い色をした種類が混ざることがありました。その貴重な種を10年の歳月をかけて品種改良し、安定した品種にしたものがホワイトチアシードなのです。

ホワイトチアシードは栄養成分的に、通常の黒いチアシードよりも優れた部分があり、海外ではポピュラーなものですが、日本ではまだ流通量が少なく貴重なため、あまり知られていないのです。

こちらにホワイトチアシードとチアシードのそれぞれの栄養成分の比較をまとめていますが、いちばんの違いは、やはり白か黒かの見た目でしょうか。お料理の見栄えなどに合わせて使い分けてもいいかもしれません。

チアシードホワイトチアシード成分比較


 
チアシードとホワイトチアシード、お好みに合わせて上手に選んでくださいね。