洋服に食べ物や飲み物をこぼしてしまったり、カップについてなかなか落ちない茶渋の汚れはどうやって落としますか？ ほとんどの方が漂白をすると思います。ですが、あのツーンとした臭いは誰しもがあまり得意ではないですよね？
また、ほとんどの方は衣類用の漂白剤と食器用の漂白剤は“別物”という印象が強いのではないでしょうか？
あの臭いがない！？ 共用で使えて便利な『酸素系漂白剤』
よく市販で売られている漂白剤は“塩素系”の漂白剤です。
塩素系漂白剤 以外を知っている方はなかなか少ないと思いますが、実は漂白剤には“酸素系”もあるのです。
酸素系漂白剤は臭いもなく、衣類・食器両方に使え、とっても便利です。
酸素系漂白剤の成分は過炭酸ナトリウムで、見た目は白い粉状をしています。
水に溶かすと炭酸ナトリウムと過酸化水素になり酸素が発生し、漂白をしてくれるのです。
『酸素系漂白剤』はこんなところで大活躍！
＊洗濯槽の黒カビ取りに
洗濯機に熱めのお湯（５０〜６０度）をいっぱいに入れ、酸素系漂白剤を５００g〜７００g入れます。３分ほど攪拌してよく溶かし、一晩放置した後３分間回してから排水して、水で１サイクル運転します。
＊茶渋の漂白に
４０〜５０度のお湯（２リットル程度）に大さじ１杯の酸素系漂白剤を溶かし、食器を入れて一晩置いた後よくすすぎます。
その他にも、ふきん・おしぼり・まな板・食器・哺乳瓶・ザルなどの台所用品の除菌や消臭にも使えます。
＊シミ抜きに
４０度前後のお湯２リットルに酸素系漂白剤を大さじ１杯溶かし、衣類を１時間ほど浸した後、水ですすぎます。
（お湯を冷めないようにすることでより効果的に漂白することができます。）
ただし、絹・毛以外の繊維に限ります。
賢く使って真っ白で清潔なお洗濯＆台所に！
酸素系漂白剤は普通に使っても効果はありますが、重曹と組み合わせることによって活性化し、油汚れにより強くなります。
普通に使ってなかなか落ちないな、というときは重曹とのW効果を試してみるといいですね。
また、酸素系漂白剤は絹・毛以外であれば色柄物の衣類にも使え、樹脂加工品にも使えます。色柄物用の漂白剤をを別で買っている方も多いと思うので、それが１つで済むというのはとてもありがたいですね。
コスパも抜群の酸素系漂白剤で身の回りの汚れを落として、清潔な衣類・台所を心がけてみてはいかがですか？
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