「糖質」は三大栄養素の中で特に重要なエネルギー源
三大栄養素の「タンパク質」「脂質」「糖質」の中でも「糖質」はエネルギーになるスピードが最も早い栄養素です。
「糖質」は炭素、酸素、水素が合わさったもので、食べて体内に取り入れると二酸化炭素と水に分解されます。
そしてあっという間に1g 4キロカロリーのエネルギーとなってくれるのです。
よく、疲れたりお腹が空いている時に甘いものを食べると元気になるのは、糖質が素早くエネルギーになってくれていたおかげなのです。
糖質にも様々な種類が!
糖質はご飯やパンなどの「炭水化物」から「食物繊維」を引いたものをいいます。
ご飯やパンを食べている時に、ずっと噛んでいると甘みが出てきますよね?あの甘みも糖質が含まれているから出てくるものなのです。
糖質自体は構造別に“単糖類”、“小糖類”、“多糖類”の種類に分かれます。
単糖はこれ以上分解すると糖質ではなくなるという糖質として最も小さな単位を表します。単糖類の中でも代表的なのが「ブドウ糖」です。私たちの脳はこのブドウ糖をエネルギーにして機能しているので、なくてはならない存在です。
なので、ブドウ糖が足りなくなると記憶力が低下したり、脱力感を感じたりしてしまいます。
学校に行く前に、「朝ごはんをしっかり食べていきなさい!」と言われるのは、糖質を摂って頭が働きやすい状態にしていくという、ちゃんとした意味があったのです。
次に小糖類は、単糖が2個〜10個結びついたもので、代表的なのは「オリゴ糖」です。また、普段のお料理に使うお砂糖や麦芽糖も小糖類です。
オリゴ糖は腸内で消化・吸収されずに大腸まで届き、善玉菌のエサになってくれるプレバイオティクスで便秘の方にもオススメの小糖類です。
そして多糖類は、単糖が10個以上結びついたものをいいます。穀類、イモ類、豆類などの植物性食品に多く含まれる「デンプン」がその代表格です。
その他にも、野菜や果物、きのこや海藻、ワインや清酒に含まれる「糖アルコール類」というものもあります。
これは醤油や味噌などの発酵食品にもふくまれていて、成分表示で見かけたことのある方もいるのでは?
大切な栄養素ですが、あくまで摂りすぎには注意を!
必要不可欠な栄養素である「糖質」。
しかし、摂りすぎてしまうとその分は「脂肪」へと変わり、肝臓や脂肪細胞に蓄えられてしまいます。
適切な量を見極めて、摂りすぎには十分注意しましょう。
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