そろそろ紫外線量がピークを迎えるこの季節。
日焼け止めや日傘、サングラス、ＵＶカットの羽織りものなどでしっかりと紫外線対策をした日にも、ふと気付けば肌が赤みを帯びていたりと、完全に防御するのは難しいもの。
そこで、紫外線が気になるこの時季に積極的に摂取したい栄養素や食事内容、食生活などについて、この機会に考えてみませんか？
紫外線を浴びたとき必要な栄養が摂れる食事とは
紫外線を浴びた肌のケアに必要な栄養が摂れる食事とは、ずばり、抗酸化力がキーワード。紫外線による酸化（体内の活性酸素が増加）をケアしてくれます。
具体的には、ビタミンＡ・Ｃ・Ｅ、カルテノイド（リコピン、アスタキサンチン、β-カロテン、ルテイン、カプサンチンなど）やポリフェノール（カテキン、アントシアニン、イソフラボンなど）が効率よく摂取できる食事のこと。
抗酸化力の高い食材を、なるべく多種盛り込んた食事が理想です。
紫外線の季節を乗り切る食事とは
抗酸化力の高い栄養素を多く含む、夏の旬食材と言えば、トマト（リコピン）、ピーマン（ビタミンＡ・Ｃ・Ｅ）、パプリカ（ビタミンC、カプサンチン）、うなぎ（ビタミンＡ・Ｅ）などが代表的。そのほか、鮭（アスタキサンチン）、各種緑黄色野菜（β-カロテン）、ルテイン（ほうれん草）、緑茶（カテキン）、ベリー類（アントシアニン）、イソフラボン（大豆、大豆加工食品）なども抗酸化力が期待できる食材。旬にはそれ以外の時期よりも比較的栄養の濃度が高く、また新鮮なものが安価で手に入りやすいもの。賢く上手にたっぷりと、抗酸化力の強い食材が摂取できるのがうれしいですよね。
紫外線の季節に避けたい食事とは
逆に紫外線の強い時季には摂取のタイミングに気を付けたい栄養素が、光毒性を持つ「ソラレン」。朝食や昼食で摂取したあとの日中などに紫外線に当たると、普段よりも日に焼けやすく、また日焼けによる炎症の原因にも。
かんきつ類、きゅうり、セロリ、パセリなどを使った食事がこれに当たります。
朝食やランチではなく、夕食の食材として活用するよう心がけるとよいでしょう。
光老化と言われるほど、肌への影響が懸念されている紫外線。
食事でもケアして美肌を守ろう！
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