夏の暑い最中に体調が悪いと感じて病院に行くと、夏なのに「風邪」との診断…。
大人なら、夏に風邪をひくことは、冬に風邪をひくより珍しいこと。
「疲れてたのかな」と思いがちですが、実は原因はさまざま。
そして治療や感染拡大のための対策もまた、冬と夏とでは同じではないと知っていましたか？ まずは知識を深めて、予防や回復に役立てて。
夏のウイルスと冬のウイルス
風邪とは病名「かぜ症候群」の通称。
その原因は、ウイルスの感染が原因であることがほとんどです（まれに寒さや細菌感染、アレルギーなどであることも）。
冬場には寒さと乾燥を好むウイルスが、そして夏場には暑さと湿気を好むウイルスが活発になるため、どこでどんなウイルスに感染したのか、そしてどんな症状が出るのかも、冬場と夏場とではまた違いが出てきます。
大人こそ注意が必要
夏の風邪にかかりやすいのはやはり子どもではありますが、大人ももちろん注意が必要。夏場に活性化するウイルスの中には、感染すると大人ほど重篤化しがちなものも！
感染を回避したいなら
夏場に活性化するウイルスに気を付けたいなら、暑く湿度が高い場所に注意。具体的には蒸し暑い日の人気のイベントや、人で込み合うプールなど。夏場には怠りがちなマスクやうがい、手洗いなどで予防を心がけたいですね。
夏の風邪の特徴は？
発熱、のどの痛み、鼻水、鼻づまりのほか、胃腸炎、結膜炎、発疹などを伴うことも。また高熱が出やすいのも特徴。脱水に注意して、こまめに水分補給をするよう心がけましょう。
大人ならだれでも夏の風邪には、冬の風邪ほどの経験がないのが一般的。
だからこそ、まずは予防が大切。
それでもかかってしまったら、特徴を理解して適切に対処したいですよね。
夏に限らず季節を問わず重要なのは、安静にしてゆっくりと体を休めること。
暑くても寒くてもマスクをする、鼻をかんだティッシュなどを放置せずビニール袋に入れて捨てるなどの感染拡大防止策もまた共通事項と言えるでしょう。
夏は暑さで体力も消耗しがち。
夏バテから夏風邪をひくことのないよう、ぜひ対策を。
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