「早く痩せたい！」と思って急激なダイエットをした経験ありませんか？もしかしたら、そのダイエットが原因であなたの知らない間に肝臓にダメージを与えている可能性が…。
今回は、過度なダイエットが及ぼす隠れ肝臓病「脂肪肝」についてご紹介します。
聞くけどよくわからない「脂肪肝」ってなあに？
「脂肪肝」とは、中性脂肪が肝臓に蓄積される病気のことです。これは、アルコールを摂取する人に多く見られる症状で、お酒をよく飲む人なら耳にしたことがある人も多いはず。
この脂肪肝、今や日本人の4人に1人の割合で発症していると言われています。
“肝臓に脂肪がついているだけ” と軽視されがちな病気ですが、放置しておくと肝臓がんや肝硬変などといった、恐ろしい病気に繋がってしまう病気なんです。
実はこの脂肪肝、最近の研究結果でお酒を飲む人がなりやすい病気ではなく、実はアルコールが関与しない原因の人のほうがなることが多いと判明しました。
その一つの原因が、「急激なダイエット」だったんです！
どうして「急激なダイエット」 が脂肪肝に関係するの？
ダイエットと脂肪肝、いっけん関係なさそうに思いますよね。しかし、とても関係が深いんです。
急激なダイエットはアルコールの飲み過ぎと同じくらい、肝臓にとってはダメージになることが近年、医学的にわかってきました。
急激なダイエットをすることで、分解された脂肪が血液中に溶け出し肝臓に運ばれ、それにより脂肪肝になりやすくしてしまうのです。
脂肪肝にならないためにも、急激なダイエットをせずにすむよう毎日の生活習慣を見直していくことが大切です！
脂肪肝予防にはカフェインもいい!?
脂肪肝予防は、急激なダイエットを控えるだけでなく飲み物でも予防できちゃうんですよ！
毎日の生活にカフェインの入った飲み物を取り入れると、脂肪肝のリスクが減るという統計がでています。コーヒーであれば、１日に２杯以上飲むと脂肪肝発生を抑制出来ると言われているんです。
また、コーヒーだけでなく緑茶・抹茶・紅茶などのカフェインが入っている飲み物でも、同じ効果が得られます。
ただし、砂糖などを入れてしまうと余分な脂肪が入ってしまうので、入れずに飲むことがおすすめ！
急激なダイエットで脂肪肝にならないように、毎日の生活習慣を見直してみましょう。同時に、カフェインの入った飲み物も取り入れて、しっかり脂肪肝予防をはじめてみてくださいね。
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